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インビザライン矯正でよく聞く「IPR」について



「IPR」とは「Interproximal Enamel Reduction」の略で矯正治療において昔から一般的に行われる歯の横幅を小さくするために行う処置です。ディスキング・ストリッピング・スライシングという呼び名をすることもあります。
 
歯の表面の硬い組織(エナメル質)を一層削り、歯のサイズを減少します。エナメル質の厚さは約1~2mmあり、IPRで削るのは約0.2mm〜0.5mm程度でエナメル質の厚みの3分の1以下です。過去の研究結果よりIPRが原因で歯が悪くなったり、むし歯になるという報告はありません。むしろ、IPRされた歯面のほうが再石灰化を引き起こし、むし歯に対して強くなるという報告もあります。
 
実際には削る量が事前に設定されている特殊な器具を使用して行います。麻酔は必要ありませんし、処置時間も数分です。また、インビザラインでのマウスピース治療で歯を削る場合、すべてコンピュータ(クリンチェック)で削る量を管理している為、治療後にその隙間が残ったり削りすぎたりすることはありません。